高原に響け! 分校児童の元気な声
信越放送 ラジオ局制作部 西沢 修
長野県松本市の東方に広がる美ヶ原高原は、放牧の歴史と共に開拓されてきました。その中腹、「三城地区(さんじろちく)にある分校は、児童の減少で5年にわたって休校となっていましたが、この春、久しぶりの新入生(柳沢志穂ちゃん)が入ったことで、途絶えていた“学校の音”が再び聞こえ出しました。
地域の人々にとって分校は「心の拠り所」です。番組では志穂ちゃんの入学をめぐる人々の「分校に寄せる思い」も描けたらと思っています。そして、大好きな先生と二人きりの授業を受ける「山の子の無邪気さ」に、取材者が目を細めるケースも多々ありました。