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2002年3月

2002年3月25日 (月)

カラスと暮らす都市

文化放送 報道部 田中 雅章

・東京の都市部で当たり前に見られるカラス。少しでもその現状が伝えられれば…。

・被害を訴える人も駆除の話になると反対する人がほとんど。

・意外とかわいいなどと答える人が多かった。

2002年3月18日 (月)

熊本城復元物語 異聞

熊本放送 ラジオ局 編成制作部 高野 泰宏

熊本城は築城400年の2007年に向けて天守閣の西側、西出丸一帯と本丸御殿を作られた当時と同じ工法で復元しようとしています。

なぜ、当時と同じ工法でといいますと、天守閣は昭和34年に鉄筋コンクリートで再建されたものだからです。
この熊本城は天守閣と同じ形と大きさの「やぐら」が7つあり、遠くから見ると城が7つあるように錯覚させるつくりだったそうです。

武者返し以外にも城づくりの名人だった加藤清正らしい話です。
さて、現代の加藤清正ともいえる東坂利弘さんですが、文化財の保存・復元を始めて27年、その間、引越しした回数は20回ちかいということです。

東坂さん曰く「建物がきてくれればいいのに」ということです。

2002年3月11日 (月)

水辺の旅人~高野 弘が見つめるふるさとの川~

高知放送 ラジオ局  渡邊 護

高知県の中部を北から南に流れる二級河川「新庄川」をテーマにお伝えする。

この新庄川には、アユを始め46種の魚類がすみ、昭和54年(1979)までは、「ニホンカワウソ」の生息が確認され、清流の名で知られている。

この川の定点撮影をつづけて今年で26年になる、水辺のフォトジャーナリスト高野弘さん(50才)の姿を追いながら河川のもつすばらしさを音で紹介しようというもの。

2002年3月 4日 (月)

角が丸い積み木を使う幼稚園

青森放送 ラジオ報道制作部 藤田 晴央

弘前市の養生幼稚園。吉田松陰も訪れたことのある武家屋敷を増改築した建物。中に入ると雪国特有の“遊具室”がある…。

ディレクターである私は、ここの卒園生。ある日、遠来の客を案内して、30数年ぶりに幼稚園を訪れたら、自分が使っていた積み木がまだ使われていたのでびっくり。聞くと、明治の末からずって使われているとのこと。この話は、私の口から人を介して司馬遼太郎氏に伝わり、「北のまほろば」に書かれている。

司馬氏に先に書かれた悔しさもあり、なんとか番組にしたいものと思いつめて数年。物が粗末にされている現代、物を大切にすることは、人の心を大切にすることだというメッセージが少しでも伝われば幸いです。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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