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2002年3月18日 (月)

熊本城復元物語 異聞

熊本放送 ラジオ局 編成制作部 高野 泰宏

熊本城は築城400年の2007年に向けて天守閣の西側、西出丸一帯と本丸御殿を作られた当時と同じ工法で復元しようとしています。

なぜ、当時と同じ工法でといいますと、天守閣は昭和34年に鉄筋コンクリートで再建されたものだからです。
この熊本城は天守閣と同じ形と大きさの「やぐら」が7つあり、遠くから見ると城が7つあるように錯覚させるつくりだったそうです。

武者返し以外にも城づくりの名人だった加藤清正らしい話です。
さて、現代の加藤清正ともいえる東坂利弘さんですが、文化財の保存・復元を始めて27年、その間、引越しした回数は20回ちかいということです。

東坂さん曰く「建物がきてくれればいいのに」ということです。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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