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2002年2月

2002年2月25日 (月)

ナゴヤ球場は、いま

東海ラジオ放送 報道部 アナウンス課 大澤 広樹

プロ野球、中日ドラゴンズの本拠地としてファンに愛されてきたナゴヤ球場が、表舞台を去って5年が経過しました。

スタンドや照明灯が取り壊されていく様子を、周辺や住民や関係者はどんな思いで見つめているのか、そしてナゴヤ球場は現在どう利用されているのか、なお生き続けるナゴヤ球場を紹介したいと思い、企画しました。

取材をしていても、みなさん熱心に語ってくださり、改めてナゴヤ球場の魅力を確認しました。

2002年2月18日 (月)

馬の神様~装蹄師とともに50年

中国放送 ラジオ局 ラジオ制作部 亀井 弘龍

競馬が誕生した国で「馬の神様」とよばれる職人がいます。鉄で出来た馬の靴とも言える蹄鉄をつくる「装蹄師」の中で優秀な職人だけがこう呼ばれるそうです。

日本で「馬の神様」と呼ばれる装蹄師、福永 守さん(73歳)。今年で装蹄師として丸50年を迎えました。
15年前に、第一線から退いた後、故郷世羅西町で「福永装蹄治療牧場」を開業、県内外から集まる装蹄師の卵たちとともに現役です。

そんな福永さんに、「馬の足」のことだけを考え、修行してきた50年間を振り返っていただきました。

2002年2月11日 (月)

島を感じて島を描く

南日本放送 報道制作本部 ラジオ制作部 宮川 由紀江

児童文学作家の斉藤きみ子さんは、鹿児島県の甑島、里村に住んでいる。結婚後、きみ子さんは静岡で保育園とコーヒー専門店を経営し、家族すれ違いの忙しい毎日を送っていた。

しかし、家族についてもっと本覚的なものを考えようと22年前、この里村に引っ越してきた。里村はきみ子さんのご両親の出身地で、人口1500人ほどの小さな村。伝統的な行事も残っている。その一つに村ずもうがある。

子供たちによるこの村ずもうは、村の大人たちが子供を見守り、また育てる場にもなっていることに、きみ子さんは気付く。また、甑島には海も山も近くにあり、自然豊かな島。

執筆活動の合間に自宅近くの自然の中を散策し、いろいろな植物や動物に出会うのがきみ子さんの楽しみである。そして、動植物の小さい世界に触れることや、自然の中で過ごすことが、童話を書くきみ子さんのアイディアの源になっている。

甑島で見たものや聞いたもの全てが、きみ子さんの創作活動を支えている。

2002年2月 4日 (月)

生き残りをかけて~ゆれる清水焼きのふるさと

京都放送 ラジオ制作部 矢谷 朋子

別の番組で今回出演いただいた髙木さんとお話する機会があり、「清水焼きを後世に残したい」という熱い思いを伺い、番組に取り上げたいと企画しました。

しかし、焼き物はわれやすいため、あまり大きな音がでるような場面がなく悪戦苦闘。雰囲気が伝わればうれしいのですが…。 

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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