山あいから世界へ!オクシズ産まれのウイスキー
2022年12月26日~2023年1月1日放送
静岡放送 SBSメディアビジョン 小林正樹
【番組概要】
いま、世界が注目するジャパニーズウイスキー。世界の5大ウイスキーのひとつにも数えられています。中でも、2018年に製造を始めた、静岡市の中山間地」「オクシズ」にある、ガイアフローディスティリング株式会社静岡蒸留所は、多くのウイスキー愛好者に注目されています。なぜ、注目が集まるのか、それは世界に、「ここだけにしかないもの」があるから… 創業者の情熱と、土地にまつわる数奇な運命。そして、静岡市の中山間地「オクシズ」の豊かな自然が育むウイスキーに迫る。
【制作意図】
静岡県は食の都です。と同時に、酒の都でもあります。日本酒の世界では「吟醸王国」と言われ、静岡独自の酵母による香りをお抑えたスッキリとした「食中酒」を極めています。また、小規模なビールの醸造所の数も多く(国内4位)静岡市の繁華街を歩けば、いたるところにビアパブがあります。近年、そんな街のうわさで持ちきりなのが「静岡生まれのウイスキー」オクシズに出来た蒸留所でした。そして、その創業者と話をすると、意外なドラマがあったのです。今回はこれをテーマにしようと意図しました。。
【制作後記】
蒸留所には、全国からここでウイスキー造りがしたいという若者が多く働いています。地元の働き手が、町へ働きに行くその道を、遡って通勤してきます。一方でえ蒸留所は、地元にも雇用を作り出しています。また、こうした中山間地では林業が盛んですが、、間伐材の有効利用が進すまず、そうなると山林も荒廃します。薪による直火加熱の燃料になることで、活用が進めば、持続可能な活動になる可能性があります。社長の中村さんが言うように、300年後もここで、地元の人たちがウイスキーを作り続けている未来を、私も見たくなりました。
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