白鳥みいつけた! ~新潟に冬を告げる声~
2021年11月22日~2021年11月28日放送
新潟放送 情報センターラジオ放送部 齊藤 希
【番組概要】
幻想的な雪景色や雪国ならではの芸術的な除雪作業、雪ざらしや雪まつりなど新潟の冬といえば「雪」のイメージが強いが、その雪が新潟の街に降る前。「冬」という季節を新潟に告げに、遠くからやってくる渡り鳥「白鳥」にフォーカスした。新潟県内でも、白鳥の飛来地で有名な阿賀野市水原地区にある「瓢湖」に足を運び冬を告げるその声と、白鳥を見守る方たちの声を収録。現場の空気感をそのままお送りする。
【制作意図】
新潟県内、田んぼ近くの街はもちろん、新潟市の街中でも飛んでいる姿をみることができる白鳥。「冬の使者」と呼ばれたり、飛来するこの季節になるとニュースで取り上げられたりするが、実際のところどれくらいの時間から活動を始めるのか新潟県民でもよく分かっていない。それと同じように、飛来地である瓢湖から何時に飛び立つのかもよく分かっていない。今回は、瓢湖を拠点としている白鳥の動きを紹介したいと考えた。
【制作後記】
私自身、瓢湖にいって白鳥をみるのが初めてだった。早朝に行くなんて想像もしていなかった。瓢湖を真っ白に埋め尽くす白鳥。その声。そして、飛び立つ際の水面を駆ける音や骨が軋む音がこんなにも激しいとは思ってもみなかった。まさに生命の息吹を体感したと言えるだろう。瓢湖に集まる白鳥。そんな白鳥を見守る人々。それら全てが「新潟の風物詩」なのだろうと思った。私の素直な気持ちが放送を通して伝わることを願う。
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