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2019年11月

2019年11月29日 (金)

29年目の歌声

2019年11月18日~2019年11月24日放送 
南日本放送 ネットワーク局ラジオ部 相原尚典

【番組概要】
鹿児島市にある原良地区は、市内中心部にも近い、閑静な住宅街です。この地区にある、鹿児島市立原良小学校では、毎週月曜日になると元気な子供たちの声と共に、美しい女性合唱の歌声と笑い声が聞こえてきます。原良小学校の校区公民館を拠点に、29年間、県内外のステージで活躍するママさんコーラス団体「コールはらら」の練習風景です。元々は、PTAの活動として始まったこのコーラス団体は、子供が卒業した後も、続き、様々な年代のお母さんたちの交流の場としての役割も担っています。取材に訪れた9月の練習日は、10月11日に開催される「鹿児島県お母さんコーラス合唱祭」に向けての練習の真っ最中。今年で結成29年目を迎える「コールはらら」の元気なお母さんたちの本番までの様子を追いました。

【制作意図】
鹿児島市にある原良地区は、市内中心部にも近い、閑静な住宅街です。この地区にある、鹿児島市立原良小学校では、毎週月曜日になると元気な子供たちの声と共に、美しい女性合唱の歌声と笑い声が聞こえてきます。原良小学校の校区公民館を拠点に、29年間、県内外のステージで活躍するママさんコーラス団体「コールはらら」の練習風景です。元々は、PTAの活動として始まったこのコーラス団体は、子供が卒業した後も、続き、様々な年代のお母さんたちの交流の場としての役割も担っています。取材に訪れた9月の練習日は、10月11日に開催される「鹿児島県お母さんコーラス合唱祭」に向けての練習の真っ最中。今年で結成29年目を迎える「コールはらら」の元気なお母さんたちの本番までの様子を追いました。

【制作後記】
今回、制作にあたり、毎週月曜日の練習と、その間のステージに同行させていただきました。聴けば聴くほど、驚かされる圧巻の歌声に感動しながら、お母さん達の気さくな人柄に癒されたり、笑わされたり。制作者である私自身が、誰よりも楽しんで取材をさせていただきました。指揮者の池田先生が常におっしゃっていた、「いくつになっても一人の女性として生き続けて欲しい。」という思い。この思い通り、団員全員が、合唱をしている時間は、「一人の女性」として輝いて見えました。来年、結成30年目を迎え、再び「お母さんコーラスコンクール全国大会」を目指す「コールはらら」。今後も、その活躍から目が離せない、素晴らしい皆さんでした。

2019年11月15日 (金)

ホンジュラスと愛媛をつなぐ珈琲物語

2019年11月11日~2019年11月17日放送 
南海放送 メディア制作部 古茂田圭

【番組概要】
愛媛県大洲市にこの夏オープンした『カトラッチャ珈琲焙煎所』オーナーは愛媛県松山市出身の今井英里さん29歳。6年前、大学卒業後 青年海外協力隊として中米のホンジュラスに小学校の教諭として赴任しました。そこで目の当りにした「貧困」教育ではなく経済的に、ホンジュラスと関りたいとホンジュラスの珈琲の販売(フェアトレード)を決意したのです。オープンさせた場所は 西日本豪雨の被災地でもある大洲市。実は昨年復旧ボランティアとして活動したことがきっかけとなり、そこで、出会った酒店のご主人。再建した新店舗の一角を借りての営業です。ホンジュラスと出会い、人とつながりから生まれた今井さんの新たな挑戦を珈琲焙煎の「音」とともにお送りします。

【制作意図】
伊予の小京都といわれる大洲の町 昨年の西日本豪雨では一級河川の「肱川」が氾濫し甚大な被害が発生しました。あれから1年廃業する企業や店舗も多いなか新しいお店がオープン。これだけも嬉しいニュースです。さらに海外とつながる事業です。「珈琲焙煎所」から漂う香ばしい香りとゴトゴトと毎日動く焙煎機の音が大洲の町にやさしさと活気を届けられればと思い制作致しました。

【制作後記】
今井英里さん、とにかく「笑顔」が素敵な女性です。そして誰もが応援したくなるような女性です。 世界一治安が悪いといわれる「ホンジュラス」ですが、そこに住む人と真剣に向き合い続けているからこそにじみ出る「魅力」だと思います。それからホンジュラス産の珈琲は「香り」が豊です。まだ飲んだことがないという方ぜひ一度お試しください。

 

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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