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2019年3月29日 (金)

さっぽろ雪まつり 雪像探検隊

2019年3月11日~2019年3月17日放送 
北海道放送 HBCフレックス 山本彩

【番組概要】
今年2月に開催された第70回さっぽろ雪まつり。メインの大通会場は札幌の都心を東西に横切る大通公園において展開され大小さまざまな雪像が、来る人を魅了します。今回は、大通7丁目のHBCフィンランド広場につくられた大雪像、フィンランドのランドマーク【ヘルシンキ大聖堂】の制作現場に密着しました。制作隊長の佐々木2等陸佐の説明と制作過程で生まれる音の世界で番組を構成しました。雪像の美しさと比例する迫力ある音でお伝えします。

【制作意図】
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月4日から11日までの期間中、雪まつり会場を訪れた人は、その巨大な大雪像に魅了されたと思います。その大雪像はいかにつくられているのか、そこにスポットを当てた番組を企画しました。今回は、HBCフィンランド広場に作られたヘルシンキ大聖堂に密着。この大雪像は、陸上自衛隊北部方面通信群の隊員の皆さんが、およそ1か月もの期間をかけ、のべ4000人を投入して作られました。札幌近郊の山から綺麗な雪を運び込み、建物を建てるのと同様足場を組み、重機で雪を積み、細部のパーツおよそ1000個をすべて手作り……という大規模で卓越した大雪像制作のなかなか知ることのできない裏側を伝えます。この番組を通じ、雪像づくりの疑問と大迫力な音をリスナーの皆様にも体感していただきたい。

【制作後記】
制作現場はまるで建築現場です。特別な許可をいただいて、大雪像に接近する際にはヘルメットをつけ、まだ平らになっていない足場を慎重に進み、大きなガンマイクで収録をしました。ガンマイクの大きさ故、つやっつやで細部まで彫刻された大雪像にうっかりぶつけてしまわないかが心配でした……が、傷つけず、優しい自衛隊の皆様のおかげで臨場感のある音が無事収録できました。大雪像にははしごを登って近づいたのですが、再びうっかり滑って落ちそうでした。過酷な寒さの中の作業現場…自衛隊の皆様にはありがとうとご苦労さまをお伝えしたいです。

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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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