« 回れ!いつまでも~長崎独楽の復活~ | メイン | 新潟といえば、酒?米?半身揚げ? »

2018年11月 7日 (水)

幸と人 運ぶ讃岐の おいりもの

2018年11月12日~2018年11月18日放送 
西日本放送 営業局 ラジオセンター 出石亜弥

【番組概要】
香川県の伝統菓子とされる「おいり」。小粒でパステルカラーのかわいらしい和菓子がソフトクリームやかき氷など、様々なスイーツにトッピングされ10代~20代女性を中心に人気を集めています。そんな「おいり」元々は、香川県の西の地域に伝わる嫁入り道具の1つ。歴史は丸亀城を築城した生駒親正公の時代までさかのぼります。幾世代にも受け継がれてきた伝統のお菓子が今、「インスタ映え」という言葉と一緒に、全国へと発信されています。幸せを運ぶお菓子「おいり」のブームを、生産者の方はどう捉えているのでしょうか?

【制作意図】
見た目のかわいらしさはもちろん、優しくてほんのりあまく、サクッふわっとした食感。香川の伝統菓子「おいり」は決して「インスタ映え」だけではない魅力がたくさん詰まった自慢のお菓子です。その魅力を地元の人・生産しているお菓子屋さんの声で届けたいと思い制作しました。

【制作後記】
「おいり」にフォーカスをあてようと思ったきっかけはInstergramでした。県外の友人がわざわざ、高松市内ではなく、香川の西の端、観音寺まで電車を乗り継ぎ「おいりソフト」の写真を撮りに行ったと聞き、単純に「素敵なことだ!」と感じました。SNSを通じて、香川の伝統菓子が知られ、若い世代に響き、現地でわざわざお金を使ってそれを求める。きっかけはなんでもいい。ただ、その伝統の正しいルーツを知ればもっとそのお菓子が魅力的にみえるし愛しくなる。今も家族だけで経営しおいりを作っている、菓子工房「遊遊椿」の井下百合子さんは「こんなにもブームになっていることが不思議だ」と戸惑いながらも、とても前向きにとらえていらっしゃいました。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/563083/34150929

幸と人 運ぶ讃岐の おいりものを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

ブログ powered by TypePad