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2017年12月20日 (水)

アフリカの村に命の灯を

2017年12月25日~2017年12月31日放送 
秋田放送 ラジオセンターラジオ制作部 利部昭勇

【番組概要】
秋田県内のイベント会場で最近、注目を浴びている屋台「ザンビア風お好み焼き」。アフリカの国、ザンビアの貧しい村に診療所を建てる資金集めのために、秋田大学医学部の学生たちが切り盛りしています。チームリーダーでメニューを考えたのは、医学部3年生の宮地貴士さん。実際にザンビアで貧困と医療弱者の現状を目の当たりにしました。宮地さんは命の尊厳を求め、診療所建設に向けての活動を続けています。

【制作意図】
日々、新たな殺人事件やいじめによる自殺を報じるニュースを目にします。これほど命が軽んじられていることに、怒りとむなしさを感じている人が多いと思います。命は大事なもの。その理屈は誰かが教えてくれても、本当に命の大切さを想像できているでしょうか?きな臭さを増している国際情勢の中、まだ平和な日本、成果と効率だけが評価される日本。今、命の重さを考えなければ、すべてが綻んでしまうのではないでしょうか。命の尊厳を考えてほしいと思います。

【制作後記】
医学生・宮地貴士さんは、これから現場実習に入り、人の臓器の温度を実際に彼の手で感じることになります。また、患者たちの心理的な訴えも耳にするようになります。お好み焼きを売っている今は、夢を追う若者ですが、いよいよ命の重さに向き合い、大きな壁に何回もぶつかることでしょう。彼は「命の尊厳」をどう考え、どう言動にしていくのか。今回の録音風物誌は、彼の物語の序章です。ABSラジオは「命」をテーマに宮地貴士さんのこれからを追い続けます。次回もお楽しみに!

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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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