秋の恵みとインディアン水車
2017年11月6日~2017年11月12日放送
北海道放送 HBCフレックス 氏家誠一
【番組概要】
「秋あじ」とも言われ秋の恵みとして北海道民に一番親しまれている魚、「鮭」。その鮭のふ化事業をおこなっている千歳川には遡上してきた鮭を捕獲する捕魚車、通称インディアン水車があります。その水車が回る豪快な音。鮭の捕獲時の生きのいい鮭が跳ねる音。それに専門家の方に教えて頂いたサケのふ化事業の歴史、インディアン水車についての解説を加えて構成しています。
【制作意図】
昔は秋になると道内いたるところの川で鮭が遡上していました。しかし、時の流れと共に遡上する鮭が減ってしまいました。北海道の千歳川は日本で最初の鮭のふ化事業が始まった川であり、その鮭の捕獲のために設置されたインディアン水車は秋の風物詩として千歳市民だけでなく北海道民に親しまれています。その水車が豪快に水を掻き揚げる音、捕獲した時、鮭が飛び跳ねる音を使った番組から北海道の秋、鮭との長い歴史をお伝えしたいと企画しました。
【制作後記】
予定していたパーソナリティーが病気の為NGとなり、考えていた企画がダメになってしまいました。急遽、別のパーソナリティーにお願いをして制作しましたが、意図していたものとちょっと変えざるを得なかったのが残念です。ただ、取材時はラッキーにも結構鮭が上がっていた日で、捕獲され豪快に跳ねる音が新鮮でした。この取材で改めて、鮭が我々北海道に住む人にとって大切な魚だと認識できました。千歳水族館の館長さんも非常に協力的で助けられました。
コメント