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2017年4月17日 (月)

人生を変える小さな木箱~職人はバイオリン病~

2017年4月17日~2017年4月23日放送 
中国放送 RCCフロンティア 制作部ラジオグループ 宮崎夏音


【番組概要】
広島県南部に位置する街、三原市。穏やかな瀬戸内の海を臨む駅のすぐそばに、築およそ100年の古民家を改装した工房があります。三原市と言えば、頭にハチマキを巻いた伝統工芸品の「三原だるま」が有名ですが、この工房でつくられているのは、だるま・・・ではなく楽器です!バイオリン職人の三原博志さん。もともとサラリーマンだった三原さんは、バイオリンの姿・形に惚れ、職人になる事を決意します。バイオリンに魅せられた一人の男性の姿を製作現場の様子とともにお届けします。

【制作意図】
35歳で会社を辞め、バイオリン職人へ転身した男性が広島県三原市にいると知り、ぜひとも話を聞いてみたいと今回の企画に至りました。脱サラをしてまで職人になった理由とは?バイオリンの製作現場とは?聞きたいこと知りたいこと満載で取材に臨みました。一見、寡黙な三原さんから溢れ出すバイオリンへの熱い想いをお伝えできれば幸いです。

【制作後記】
バイオリン製作はひたすら木を削る・・・何とも気が遠くなりそうな光景でした。そんな地道で力のいる作業を黙々と続ける三原さん。なぜ仕事を辞めてまで職人を目指したのか不思議でたまりませんでしたが、三原さんの「バイオリン病」という言葉で謎が全て解けた気がします。好きだから知りたい、追求したい…恋の病にも似た病気は永久に治ることがなく、また職人としての原動力になっているのだと思いました。もしかすると…ラジオの仕事も「ラジオ病」によって成り立っているのかもしれません。

 

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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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