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2017年1月19日 (木)

変わりゆく道後と変わらぬ音風景

2017年1月23日~2017年1月29日放送 
南海放送 メディア情報センター 藤田勇次郎

【番組概要】
道後温泉本館の最上階にある太鼓楼振鷺閣(しんろかく)。
赤いギヤマン障子に囲まれた道後温泉本館の象徴です。毎朝午前6時にここの扉が開き、道後温泉の開館を告げる「刻太鼓(ときだいこ)」が鳴り響きます。今年で改築123年を迎える道後温泉本館がずっと続けてきた習わしです。道後は近年、温泉とアートを掛け合わせた「道後オンセナート」というアートフェスティバルが好調で日本最古の温泉で最新のアートを表現するというコンセプトに共感した観光客や地元の人たちが道後を訪れ宿泊者数が飛躍的に伸びています。道後オンセナートの仕掛け人に聞きました。

【制作意図】
日本最古といわれる道後温泉。愛媛県で最大の観光地ではあるけれど近くに住む人たちは「行ったことがない」と答える人が意外にたくさんいます。しかし2014年の「道後オンセナート」を境にオシャレな場所としての認識があがり若者に人気のスポットとなりつつあります。古いものと新しいものが融合する今の道後にどんな音があるんか?どんな音が残っているのか?訪ねてみようと思いました。

【制作後記】
伝統の「刻太鼓」。太鼓楼振鷺閣の中に入らせてもらいました。午前6時きっちりに時を刻むため自国の参考にしていたのはラジオの時報でした。太鼓が鳴ると嬉しそうに道後温泉に入る人の中には毎日通う地元の人もたくさんおり改めて地域にも愛されている温泉だと感じました。

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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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