宇佐神宮 神様のお引越し
2015年8月10日~2015年8月16日放送
大分放送 ラジオ制作部 伊東武紀
【番組概要】
全国に4万社ある八幡神社の総本宮として知られる大分県宇佐市の宇佐神宮。今年3月に2年半におよぶ本殿の修復作業が終わり、それに伴い74年ぶりとなる「本殿遷座祭」が執り行われました。神職のほか地元の方々およそ300人が参列する遷座の儀を通じて宇佐の他に根付く文化や芸能を描きます。
【制作意図】
大正6年以来、最大規模と言われる本殿の周不作業では伝統の技を継承する宮大工が、檜皮葺(ヒクダブキ)と呼ばれる屋根をヒノキの皮と竹釘で修復していました。そして74年ぶりとなる遷座の儀に向けては、参列する地元の小学生や若手神職が歴史を学びながら準備を進めていました。「本殿遷座祭」いよ受け継がれる伝統や文化、そして技を紹介したいと思い制作しました。
【制作後記】
月と松明のみの暗闇の中行われた遷座の儀は、見ている方が身震いするような緊張感がありました。伝統や文化を様々な場面で感じられる「本殿遷座祭」。次回は何年後になるのでしょうか。
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