舞妓と遊ぼう~岐阜の新しい伝統~
2015年7月6日~2015年7月12日放送
東海ラジオ放送 報道部 成田香織
【番組概要】
明治15年に始まった岐阜町芸妓。明治から戦前まで、連と呼ばれる芸舞妓のグループが3つあり、互いに芸を競い、しのぎを削っていましたが、戦後、次第に衰退していきました。そして、平成22年11月に、130年ぶりとなる、岐阜の新しい芸舞妓の団体「鳳川伎連」が誕生。現在、岐阜で唯一の舞妓が活躍しています。岐阜で約20年ぶりに復活した舞妓さんの、お座敷での様子とともに、伝統の音色をお届けします。
【制作意図】
京都や金沢には、町並みとしての花街がありますが、岐阜でも芸妓さん舞妓さんに出会えます。「鳳川伎連」は、舞妓の復活とともに、長良川鵜飼での「船遊び」も再開させ、敷居が高いと思われがちなお座敷遊びを、身近なイベントとして提案。お茶屋や料亭のお座敷で、鵜飼船の上で、幅広い世代のお客様をおもてなしし、岐阜の美しい遊宴文化を受け継いでいます。古くて新しい伝統を発信し続ける「鳳川伎連」の皆さんの思いをのせて、番組制作しました。
【制作後記】
岐阜の町並みや地域の人々に育まれながら、日々厳しいお稽古に励み、お座敷を盛り上げる、「鳳川伎連」二代目の舞妓・喜久富さんは、「地域の皆さんに愛される舞妓さんになりたい」と語ってくれました。皆さんも、お祝いや記念日に、また、女子会やご夫婦で、岐阜の新しい伝統・舞妓さんと遊びませんか?
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