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2015年4月21日 (火)

歴史を受け継ぐ案内人

2015年4月20日~2015年4月26日放送
西日本放送 営業局ラジオセンター 出石 亜弥

【番組概要】

香川県琴平町 金刀比羅宮・門前町にある「旧金毘羅大芝居」この芝居小屋では、年に1度、讃岐路に春を告げる「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が開催されます。「旧金毘羅大芝居」は、現存する芝居小屋の中では日本最古。通称・金丸座とも呼ばれ、国の重要文化財の指定を受けています。その「金丸座」で、案内人を勤めるのが「二藤 龍文」さん。訪れた方達を案内する様子、歌舞伎・金丸座に対する仁藤さんの思いを、歌舞伎の音とともにお届けします。

【制作意図】

今でも人力で動かされている様々な仕掛け、情緒あふれる芝居小屋、そして歌舞伎の話や仕掛けの詳しい説明をおもしろおかしくお話する案内人。金丸座は、訪れた人達がただ建物を見て帰るだけではなく、実際に触れて体験して楽しめる、貴重な文化財です。その魅力をラジオ通して伝えたいと思い制作しました。

【制作後記】

まだ寒さの残る3月初旬に金丸座で取材を行いました。金丸座に足を踏み入れた時にどこか温かさの残る空気と、手入れの行き届いた小屋内を見て携わる方達の愛を感じました。そして何より、仁藤さんの”歌舞伎が好き”という気持ちがとても伝わってきました。こんぴらさんの参道から、5分程歩くと「金丸座」に到着します。お参りをしたら、ぜひ立ち寄ってみませんか?笑顔の案内人が出迎えてくれますよ。

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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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