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2015年3月19日 (木)

まちなか・豆まき・水ようかん

2015年3月16日~2015年3月22日放送
茨城放送 業務局営業部 鹿原 徳夫

【番組概要】
霞ヶ浦の南に位置する、稲敷市江戸崎地区では、ちょっと変わった節分の豆まきを行います。ます。豆を持った人たちが、町内にある神社や寺をめぐり、境内から拝殿や本堂に向かってて豆をまき、終わった後は、「水ようかん」を食べるのです。このため、町内の和菓子屋では、この日のために水ようかんを大量に作ったり、店先で販売する様子が見られます。さらに、「あんぺらぽん」なるお菓子も登場し、稲敷市江戸崎地区に伝わる節分の独特な雰囲気をお伝えします。

【制作意図】
茨城県内でも他に類を見ない、独特の豆まきを行っている江戸崎地区。町内を走り回る子どもたちの足音と元気な声を通じて、賑やかな節分の風景を伝えようと思いました。また、「水ようかん」を食べる風習は北陸地方(福井県との説もあり)から持ち込まれたとの説が有力ですが、このような全国ネットの番組でお聴きいただくことで、手がかりをつかめるのではないかとの期待も込めて取り上げました。

【制作後記】
何より、子供たちの元気な掛け声と笑い声が響き渡る街に、好感を持ちました。動きがある豆まきだけに、録音も子供たちと一緒に走り回って行いました。地域の人たちが受け継いできた風習と、イベントとして楽しむ人たちのわくわく感で春を待つ江戸崎地区の様子が伝えられればと思います。それにしても、豆まきの〆が何故「水ようかん」だったのか?同様の風習がある地域のラジオ局の方、ぜひご一報ください…


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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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