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2015年2月20日 (金)

究極の球の追求~けん玉発祥地の職人技

2015年2月9日~2015年2月15日放送
中国放送 RCCフロンティア 制作営業部 ラジオGr. 馬越弘明

【番組概要】
広島県廿日市市は、現在のような形のけん玉が最初に作られた、けん玉発祥の地。ここに、60年以上けん玉を作る職人がいます。西村保宣さん。77歳です。廿日市最後のけん玉職人として、けん玉を作っていたものの、1度は廃業。しかし周囲の声、そしてある理由から再び生産を始めました。番組では、けん玉職人復活の舞台裏、そしてけん玉作りに欠かせない工程の音を届けます。

【制作意図】
けん玉が若者のストリートカルチャーとして注目され、ブームとなっている今、ブームに関係なくけん玉を作り続ける、けん玉発祥の地、廿日市の職人の声、そして音を残したいと感じ、制作しました。

【制作後記】
取材前は、「ウィーン」という木を削る音がメインになると思っていました。しかし最初に収録した音は、ハンマーで機械を叩く音。木材を削る機械は、西村さんが少しずつ改良を重ねたオリジナルの機械。その刃の調整こそが職人の技でした。取材後、私は西村さんが作ったけん玉で毎日遊んでいます。けん玉は、ずっと残したい日本の玩具です。


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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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