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2014年12月15日 (月)

子供の笑顔は宝物~大分おもちゃ病院物語

2014年12月15日~2014年12月21日放送
大分放送 ラジオ制作部 古川能久

【番組概要】
1996年に全国組織化した、おもちゃの修理を原則無料で行うボランティアの団体、「日本おもちゃ病院協会」。大分県では、「大分おもちゃ病院」として2013年4月に開院しました。2014年11月現在、大分のメンバーは30人。平均年齢は約60歳です。事務局長をしている寺司さんは、63歳から活動を始め、「子供達の笑顔」を原動力に日々、おもちゃの修理に励んでいます。物がありふれた現代に、「おもちゃ病院」の取り組みから学べる事とは何なのか?寺司さんと親子の会話を通じて”大切な事”を見つめ直します。

【制作意図】
おもちゃ病院が大分県内で始まったと聞き、私がイメージしたのは、「自分が子供の時夜、ふと目を覚ました時に、ふすまで仕切られた奥の部屋から、父親が壊れたおもちゃを治している音が聞こえてくる・・・」といった風景でした。これだけ物がありふれた現代でも、「おもちゃを治す音」の背景には”変わらない大切な事”があると感じました。今も昔も変わらない「おもちゃを治す音」を風物詩と捉え、幼少のお子さんをお持ちの親世代に、親子の絆を深めるきっかけの一つと感じてもらえればと思います。

【制作後記】
おもちゃ病院で、治ったおもちゃを受け取る子供達の表情を見た時、温かで穏やかな空気に包まれた感覚を覚え、つい涙ぐんでしまいました。おもちゃは進化しても、子供達の笑顔は、昔からずっと変わらないんだろうなと感じました。みなさんの地域でもおもちゃ病院があったら、ちょっと覗いてみて下さい。とても満ち足りた時間を過ごせると思いますよ。

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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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