鹿児島 宴の合戦!「なんこ」
2014年4月28日~2014年5月4日放送
南日本放送 報道局ラジオ制作部 神宮寺明人
【番組概要】
1人あたりの焼酎の消費量が全国一位の鹿児島県。日が暮れると、さつま揚げや豚骨・きびなごの刺身といった郷土料理に舌鼓を打ち、芋焼酎を片手に語らう人たちが溢れる。その酒席の遊びで注目されつつあるのが「なんこ」。負ければ罰としてお猪口に注がれたお湯割りを飲む。酔いも手伝い白熱する「なんこ」。その魅力や参加している方たちの笑顔をお届けする。
【制作意図】
「なんこ」の存在を知ったのが2013年の年末。各地で大会が行われており、参加者の年齢・性別・職業も様々。「なんこ」の用語に鹿児島の方言が使われており、その意味もユニークだ。古くは戦国時代からあったという「なんこ」。鹿児島の文化や言葉を再発見し、広める機会になればと制作した。
【制作後記】
いろんな大会に参加しました。たくさんの方たちと話しました。駆け引き上手な方、酔いで頭が回らず負け続ける方、笑いっぱなしの取材でした。取材をしているうちに「なんこ」にすっかり魅了されてしまい、今では「myなんこ玉」を持ち歩いて、日々「なんこ」の腕を磨いています。各地の大会に参加していますが、いつも一回戦負け。当面の目標は勝つことです。