« 足元に響く 神戸っこの心意気 | メイン | 甲州弁で蘇る昔話~よっちゃばって聞いておくんねぇ~ »

2014年2月 4日 (火)

130年分のありがとう~最後に歌う「けやきのうた」~

2014年2月3日~2014年2月9日放送
RKB毎日放送 RKBミューズ 三輪肇

【番組概要】
小学校統合に伴い、今年度限りで138年の歴史に幕を下ろし閉校する福岡県のほぼ中央に位置する嘉麻市の「千手(せんず)小学校」。この学校の校庭には大けやきがどっしりと校舎と寄り添うように立っています。樹齢は130年。そのりりしい姿は児童達だけでなく地域のシンボルになっているのです。20年程前に、当時の在校生と先生とで作った「けやきのうた」には、自分たちの象徴である「けやきの木」への感謝に満ち溢れる想いが言葉とメロディで表現され、学校の愛唱歌として事ある毎に歌われ慕われ続けているのです。

【制作意図】
1世紀以上もの間、何代もの子供たちとたわむれ、見守り続ける大けやきと、閉校と言う別れを惜しみながら「けやきのうた」を大切に歌い続ける児童、そして地域の人々との関わりを描いていこうと考え企画しました。

【制作後記】
取材した千手小の児童達からは、この歌を歌い継いでいく、という自身までも伝わってくる様でした。また孫も含め家族5代が千手小に通ってきたという溝口正明さんは、通学路沿いに今もお住まいで、目頭に涙を浮かべながら、けやきとの思い出や、毎朝楽しみにしている地域に響く通学の子供達の様子をお話して下さいました。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/563083/32081165

130年分のありがとう~最後に歌う「けやきのうた」~を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

ブログ powered by TypePad