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2013年12月24日 (火)

池島炭鉱、その終点の先に

2013年12月23日~12月29日放送
長崎放送 ラジオ&プロモーションメディア総括本部 ラジオ制作部 元永純史

【番組概要】
長崎市中心部からバスとフェリーを乗り継いで2時間半。長崎市の北西部に池島という小さな島があります。かつて炭鉱の島として栄え日本の近代化を支えていました。しかし国産の石炭需要の低下に伴い、2001年11月に炭鉱は閉山。多くの住民が島を去る中、島に人を呼び戻す為にスポットライトがあたられたのは、かつて島を支えた炭鉱の存在でした。
この炭鉱を体験できるツアーには、現在、日本中から参加者が集まっています。そして、この島の魅力はそれだけでないのです。

【制作意図】
長崎で炭鉱の島といえば、まず軍艦島(端島)の名前が挙がるでしょう。しかし長崎には2001年まで創業していた九州最後の炭鉱があります。それが池島炭鉱。観光資源として炭鉱や古びた昭和の街並みが大きく注目される中、より魅力的なのは、実は島に暮らす人々でした。そんなチャーミングな島民の雰囲気が少しでも伝えられたらと思います。

【制作後記】
島の数少ない食事処のひとつ「かあちゃんの店」で話をしてくれた炭鉱マンの皆さんは、どこからどう見ても不器用そうなのですが、当時の様子を熱く語る姿はとても魅力的でした。炭鉱の中という非日常、対してどこにでもいそうでいない、素敵な登場人物たちを想像しながら聞いていただけると幸いです。池島へ行かれる際は、是非宿泊して思う存分島を体験してみてください。

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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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