音の出る円盤 プロパノータの調べ
2012年5月21日~2012年5月27日放送
静岡放送 ラジオ局編成制作部 羽下 剛
サッカーの街として知られる静岡県藤枝市。
そこに住む男性が、世界的に珍しい「プロパノータ」という楽器を作っています。なぜ珍しいのか…それはプロパンガスのボンベを加工して作っている打楽器だからです。
名前はプロパンガスの「プロパ」と、スペイン語で音を意味する「ノータ」を合わせた造語で、楽器の製作者・菅井肇さんが名付けました。
音はガスボンベと思えない澄んだ優しい音色を奏でます。
別名「音の出る円盤」。
元々花火師だった菅井さんが、偶然、花火の打ち上げ会場で目にしたガスボンベを再利用し、ひたすら楽器作りを続けています。
「まだまだこれからの楽器です」と、控えめに夢を語る菅井さん。
菅井さんの楽器に対する思い、そして楽器そのものの魅力を感じていただけたら…と思います。