響け! ゴッタンの音色
南日本放送 ラジオ制作部 七枝 大典
南九州に古くから伝わる弦楽器「ゴッタン」。
総杉枝造りで三本の弦を撥を使わず演奏します。見た目や大きさが三味線に似ていることから「箱三味線」とも。
以前は「各家庭に一本はあった」というぐらい身近な楽器だったそうですが、最近では殆ど見かけることはありません。
鹿児島県薩摩川内市の西、およそ40kmの沖合いにある「甑(こしき)島」、ここの上甑・里集落に住むヤマシタケンタ(山下賢太)さんは、2010年に島から消えていく「ゴッタン」を使って地域の風土を取り戻そうと決意します。
なぜゴッタンにこだわるのか?
県内でも殆ど演奏されることになり「ゴッタン」のメロディにのせて紹介します。