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2012年1月 2日 (月)

受け継ぐ魂~紙芝居師2代目~

山梨放送 放送本部ラジオ制作部 若尾 佳那

街頭紙芝居師・小倉功(60)さん。
紙芝居は戦後、団塊の世代に楽しみと夢を与えてくれた小さな劇場でした。いまではそれを語り聴かせてくれるのは、山梨県内にたった一人しかいません。

実は、小倉さんは街頭紙芝居師の2代目。父親の定良さんは、昭和27年に行われた第1回紙芝居大会で優勝した紙芝居の名人で、88歳の米寿の誕生日までの66年間毎日街頭に立ち続けました。父親が亡くなってから、小倉さんはその意志を受け継ぎ、週末と祝日だけ、公園で紙芝居を始めました

父親の後を継いでまで紙芝居を続ける理由はどこにあるのか?
紙芝居の名人・父親についてはどう思っているのか?
子どもたちの反応は?
甲州弁にこだわるのはなぜ?

2011年11月に定年退職を迎え、新たな決意と共に2代目紙芝居師として生きる小倉さんの素顔に迫ります!

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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