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2011年4月 4日 (月)

東京スカリツリーの街・業平 変わりゆく景色

文化放送 編成局制作部 吉野 亜衣子

今回の取材では2つの老舗のお店に伺いました。
1つは50年以上続くパン屋さん「キムラヤ」。75才の二代目があんパン、チョコパンを目の前で作ってくれました。

地震の事に話が及ぶと、自身が経験された東京大空襲の話をしてくださり、「日本は復興できたんだから大丈夫。」
と励まして頂きました…。
名物の「タワーデニッシュ」と「おしなり君パン」はもちろん、おススメの「半熟卵入りカレーパン」の美味しい事! 家族に大評判でした。

2つ目は、77年続くお城の形をした和菓子屋さん「森八」。
二代目に連れられ見学させてもらった工場には、ストリートダンサーでもある三代目がバンダナを巻いて「桜もち」を作る姿がありました。
代々続く「栗最中」とてもおいしかったです。(食べてばっかり!)

脈々と続いていく確かな実力と、人の温かさにしびれ、将来絶対下町に住む、と心に決めました。
静かだった街が、とまどいながらも前向きに生きていく姿を伝えられたらと思っています。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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