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2009年10月19日 (月)

復活にかける~真妻ワサビ発祥の地、印南町の挑戦

和歌山放送 報道制作局 編成制作部  花井 歩高

和歌山県印南町は、かつおぶし発祥の地として知られている。
実はワサビの最高品種は真妻ワサビの発祥の地でもあるのだ。
温暖な和歌山とワサビの結びつきに、最初はピンと来なかったが、現地を訪れて納得。

夏でも杉木立から涼しい風が吹き、沢を流れる水は20℃以下に保たれていた。かつて西日本でのワサビの一大産地だったそうで、伊豆の農家が苗を求めて通ったという。

平井さんは長らく一軒だけでワサビ作りにとりくんでいたが、町もブランドを復活させようと本腰を入れ始めました。
ボックス栽培は水温管理が難しく、安定出荷には遠いようだが、地域の盛り上がりに、平井さん自身も新たなワサビ田を計画するなど意欲を燃やしている。

ちなみにほかほかの白いご飯に、かつおぶし、おろしたての真妻ワサビと醤油をかけて食べると最高ですよ…。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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