« 太宰治と雲祥寺 | メイン | 私のシンデレラ »

2009年6月22日 (月)

受け継がれる雨音

山形放送 ラジオ制作部 植松 香織

皆さんは和傘の雨音を聞いたことがあるでしょうか。
現在、全国でも10軒程度しかないという和傘店。
山形では最盛期、100軒をこえる業者がいて東北一の産地に
なりましたが、現在は1軒だけがその伝統を今に伝えてます。

それが今回取材した古内和傘店。古内清一郎さん、清司さん親子が2人で営んでます。
自宅の奥にある作業場で傘を作っているお二人に、200年以上の
歴史がある山形和傘の魅力とは何か、また作り手がいなくなりつつある今、家業を継いだ理由などをうかがいました。

和傘が生み出す、どことなく優しい雨音を伝えられればと思っています。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

ブログ powered by TypePad