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2008年12月 1日 (月)

音浴(おんよく)博物館

長崎放送 ラジオ制作センター 小森 裕子

長崎県西海市大瀬戸にある、分校跡を利用して開かれた「音浴博物館」を取り上げた。夫であり、初代館長であった、栗原栄一郎さんが亡くなり、跡を引き継いだ妻の節子さんが語るレコードや施設に対する思いが柱となっている。

開館から7年、この施設は、16万枚という膨大なレコードの整理、収支のバランス、後継者不在など様々な問題を抱えている。

しかし、それでもなお、めまぐるしく変化するこの時代において、人々を引きつけ、必要とされ続けるその魅力とは何か、伝わればと思い、制作した。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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