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2008年6月16日 (月)

大宜味My Love 歌と野菜が生まれる場所

ラジオ沖縄 制作報道部 真栄城 正樹

沖縄本島北部、ヤンバルと呼ばれる自然豊かな地域のほぼ中央に位置する大宜味村(おおぎみそん)。

緑豊かなその村に農業を営みながらミュージシャンとして活動する夫婦「アイモコ」を訪ねた。東風平愛郎(こちひらあいろう)さんと友子さんがその人だ。

那覇市出身の愛郎さんと長崎県出身の友子さんは二年前の結婚を機に大宜味村に住に始めた。愛郎さんのご両親が那覇から移り住み農業を営んでいることもあって、若い二人は三十歳をすぎて、いきなり「ハルサー(農業をするという沖縄の方言)になった。

二年を過ぎた今でも修行の毎日。そして、彼らは「ハルサーミュージシャン」という新しいジャンルも開拓中で農業と音楽の両輪を回しながらマイペースで進んでいるようだ。

そんな二人が月に一度、地元大宜味村で無料ライブを開いている。「江洲」(えす)ファ-マーズマーケット」がその会場だ。地元の農家が自慢の農作物を持ち寄り格安で提供している場所にお客さんを呼びたい、との思いから開いたライブだったが、無農薬にこだわる上質の野菜とアイモコ人気の相乗効果で、毎月訪れる人が増えているという。

ファーマーズマーケットでのライブの様子を交え、アイモコの大宜味への思いを聞いた。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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