瀬戸の海色、ビン入りラムネ
中国放送 RCCフロンティア制作部 角 賢直
番組の取材をしたのは、8月の初めのことでした。
呉駅前から出発する路線バスに揺られることおよそ2時間。私以外はすべて地元のお年寄りというバスの中で、私が降りるころには私だけになっていました。
そんな瀬戸内海の真ん中の過疎の町で、私が一番印象に残ったのは、青色とも緑色とも言えない海の色でした。
今回、取材したラムネ工場で、使われているビンもちょうどこの瀬戸内海と同じ色をしていました。
瀬戸内海とラムネビン。この2つをキーワードに番組を構成しました。