地域の潤滑油~百人一首~
大分放送 ラジオ制作部 古川 能久
大分県大分市関の志生木地区に、全校児童69名の大分市立大志生木小学校がある。
この学校の安東校長先生は、赴任してきた約一年前からずっと“あいさつ運動”を行っている。安東校長先生は、通常のあいさつに加え、「百人一首」を詠んでもらうことにした。
子供たちの変化を見逃さないためと、「日本人の心」を感じてほしかったから。最近では、子供たちのみならず、朝の散歩途中の地域の方も一緒に詠むようになるなど、地域に広がりを見せている。
安東校長先生が毎朝続けている小さな取り組み、「百人一首」が、子供たちにどんな影響を与え、また、地域にどんな変化をもたらすのか?