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2007年7月 2日 (月)

アカシアの町から拍子木が流れる

秋田放送 ラジオ制作部 丹内 モモコ

秋田県の北、鹿角郡小坂町には日本で一番古い木造の芝居小屋があります。小坂鉱山の最盛期、従業員の慰安用に造られたものですが、今でも全国から観光客が訪れます。

砂漠のようだった町をみんなでアカシアを植え、やっと緑を取り戻した町は、行き交う人々にもやさしく微笑んでいます。

先頭に立って元気なのは川口ヒロシ町長。観光施設は立派なのですが、町役場の貧弱なこと!

「町役場なんて事務が出来ればいい、皆様を迎えるところが町の顔です」と言い切る姿に清清しさを感じました。

きょうも役場職員、康楽館のスタッフは、クーラーもないところでがんばっているに違いない。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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