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2007年6月11日 (月)

高原を吹き渡る童謡の歌声

熊本放送 ラジオ局 原武 博之

平成の大合併で熊本県上益城郡山都町の一部となった旧清和村。
清和高原天文台を有し、150年の歴史を持つ「清和文楽」を核に、村づくりが行われ、人口3,300人の村に、年間12万人もが訪れていました。

他の2つの町に吸収されてしまったような状況の中で新たなふるさとづくりを進める旧清和村。村の中心地も合併によって地域が移り小学校も統合されて、廃校となってゆきます。

旧清和村村長で、現在NPO法人、日本国際童謡館 理事長の兼瀬哲治さんは、廃校になった旧朝日小学校を童謡運動の拠点としようと考え、この5月から「童謡学校」を開校することにしました。

豊かな自然の中に響き渡る歌声。日本人の心の中に浸み入っている童謡が、旧清和村に新たな風を吹き込んでくれるか、地元住民の期待も大きいようです。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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