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2007年4月23日 (月)

木が伝えるむくもり~桶の魅力

山形放送 ラジオ事業局 村山 喜子

その昔、入れ物といえば桶と言われるほど、当たり前に使われていた桶。しかし現在は他の容器の登場により、普段の生活で桶を使う場面はごく少数となりました。

山形県山形市に、数少ない桶職人の1人、三浦ひろしさんが、今日も桶作りをしています。父親(桶職人)を師匠に職人になってから、この道60年のベテランです。

彼の作る桶風呂は、県内の温泉旅館で多く使われています。蔵王温泉タカミヤもその1つ。まだ、雪の残る川沿いに、露天として使われていました。

しっかりとしたたたずまいで、自然になじむその姿は、宿泊するお客様にも好評とのこと。三浦さんの桶作りに対する取り組みを追いかけました。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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