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2007年1月15日 (月)

どぶろくにこめたふるさとへの想い

ラジオ福島 編成局放送部 松井 香保里

平成の大合併の波の中、独自の道を選んだ飯舘村。その村で自分も何かしなくてはいけないと、60歳の女性が立ち上がった。佐々木千栄子さんは1年かけて福島初のどぶろく製造免許をとる。

税務署関係の面倒な事務手続き、精神的なストレス…様々な葛藤を乗り越え60という年齢から新たなスタートをきった千栄子さん。若者が村を離れていく中、村を守っていきたいというその思いで作る彼女のどぶろく「どぶちぇ」は多くの人を惹きつけてやまない。

何度もしつこく取材におしかける私をいつも快く迎えてくれる千栄子さん。私に囲炉裏でモチを焼いてくれたのがとってもあったかい思い出です。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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