車イス犬・ペペのお話
信越放送 ラジオ局編成制作部 松苗 友美
ペペがヘルニアを患ってから3年、金子さんは散歩が何よりも好きだというペペのため、1年365日、雨の日も雪の日も散歩を休んだことがありません。
ヘルニアを治してやれなかった負い目もあるのだと金子さんは語りますが、ネルニアを患った犬と暮らすことは、飼い主にとって決して楽なことではありません。
生活の多くを犠牲にすることになるため、獣医から“安楽死”の言葉を聞かされることも少なくありません。
1日のほとんどをペペと共に過ごし、それを幸せだと話す金子さんに、飼い主の責任という言葉では片付けられない愛情の深さを感じました。