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2006年3月27日 (月)

再びヒッチコック! ムクドリ来襲!

宮崎放送 ラジオ制作部 福田 英明

宮崎市橘通り。15メートルほどの並木が整然と並び、夜にはイルミネーションが耀きネオンが照らす美しい通りです。

しかし、数年前から暖かい季節、夜になると風を巻き起こし、数百羽単位で黒い集団が飛び交います。その名は人間の生活空間にも慣れた「ムクドリ」。

体長25センチほどの全体が黒っぽい、顔がまだらに白いのが特徴の留鳥(りゅうちょう)です。

都会の小さな隙間、穴、空間を住みかにし、警戒心のため都会の明るいネオンなどの照明が好きという彼ら!

カウントしてみれば約九千羽がこの通り付近を集団で飛び交います。人間の生活空間が好きな「ムクドリ」に対し、「ムクドリよけのムクドリの悲鳴音」が、スピーカーから夜の橘通りに響きます。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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