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2006年2月 6日 (月)

この冷たさがあってこそ

高知放送 ラジオ制作部 中谷 俊彦

「現代の名工」フラフ製作者 吉川登志之さん(吉川染物店)

土佐では、端午の節句に男の子の成長を願って、「フラフ」 と呼ばれる旗を、鯉のぼりとともに揚げます。 「フラフ」には、武者や金太郎などの絵を、染料と米糊で描いていきます。

描き上げると糊の成分を水で洗い流しますが、寒い時の水で洗うのが、一番良いとされています。50年以上も「フラフ」を作り続けてきた吉川さんは今年も、寒の時期にフラフを洗っています。

番組では、「フラフ」作りの音や吉川さんの「フラフ」に込める想いを伝えます。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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