輪島の木地職人が魅せられたカリンバの音
北陸放送 報道制作局 制作部 百村 未来子
輪島市に住む木地職人、坂口正人さんは、丸盆や茶びつ、お弁当箱などの曲物を制作する職人です。
20年前屋久島へ移り住み、そこで屋久杉とアフリカの民俗楽器カリンバと出会います。屋久杉の奥深さとカリンバの音に魅了された坂口さんは3年前輪島に戻り、器とカリンバを融合できないかと考えました。
試行錯誤の末出来たのは、遊び心一杯のカリンバ付きお弁当箱でした。音楽好きの坂口さんのこだわりもあって、音の高さの調整もされている逸品です。