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2005年8月 1日 (月)

輪島の木地職人が魅せられたカリンバの音

北陸放送 報道制作局 制作部 百村 未来子

輪島市に住む木地職人、坂口正人さんは、丸盆や茶びつ、お弁当箱などの曲物を制作する職人です。

20年前屋久島へ移り住み、そこで屋久杉とアフリカの民俗楽器カリンバと出会います。屋久杉の奥深さとカリンバの音に魅了された坂口さんは3年前輪島に戻り、器とカリンバを融合できないかと考えました。

試行錯誤の末出来たのは、遊び心一杯のカリンバ付きお弁当箱でした。音楽好きの坂口さんのこだわりもあって、音の高さの調整もされている逸品です。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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