故郷の言葉~伊吹島は宝の島~
西日本放送 営業局 ラジオセンター 伊達 典子
誰もが持っている故郷の言葉「方言」は、温かく懐かしい気持ちにさせてくれます!。
故郷の良さを守り続けて欲しいという願いを込めて、香川県の西部、伊吹島に住む、久保カズ子さん(75才)をたずねました。
何と、伊吹島には、日本中どこを探してもない平安時代の京都の言葉のアクセントがそのまま残っているのです!。研究に訪れた金田一春彦さんの歌碑もあります。
独特の漁師言葉は乱暴に聞こえますが、人情にあふれた優しい言葉でした。日本古来の美しい言葉のひびきと久保カズ子さんのざっくばらんな人柄にひかれてしまい、取材をしているうちにすっかり伊吹島の方言を真似できるようになってしまいました。
貴重な言葉や文化は、ずっと守り続け未来に伝えていきたいです。