伝統をまもる 桧枝岐歌舞伎
ラジオ福島 編成制作局 放送報道部 小川 栄一
福島県奥会津にある桧枝岐村は人口が約650人の小さな村です。
この村には260年以上も前から村民唯一の楽しみとして、村の神社の舞台で「歌舞伎」が演じられてきました。
演じるのは村の職員や消防士、民宿経営者など約30人からなる村の歌舞伎座です。7歳の子供から80歳の座員まで、年3回、村の舞台に上がります。
年々、村の人口が減る中、歌舞伎の後継者の問題も心配されるようになってきました。村の大切な伝統芸能を守ろうと努める座員たちの姿を紹介します。