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2003年3月17日 (月)

さんしんの音に魅せられた人たち

琉球放送 ラジオ制作部 安仁屋 聡

うたの島・沖縄には推定20万丁のさんしんがあり、昔から刀の代わりにさんしんを床の間に飾るくらい、庶民の生活に根付いています。県内各地にさんしん店が点在し、学校の授業にも取り入れ、まさに生活の中にさんしんが、島うたがあるといっても過言ではありません。

そして、去る3月4日、今、お聞き頂いている琉球古典音楽の名曲「かぎやで風」を一斉に弾に鳴らそうという「ゆかる日まさる日さんしんの日」というイベントが行われ、沖縄県内のみならず県外・海外でも多くのさんしん愛好家が参加しました。

「さんしんの日」はさんしんをたしなむ者にとっては、年に一度のお祭りのような日、この日に向けて「かぎやで風」の練習に取り組みます。今日の録音風物誌」はさんしんの音色に魅せられ「かぎやで風」の練習に励む三人を紹介します。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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