紙の文化の根付く町
高知放送 ラジオ局 渡邊 護
高知市の西隣の町、伊野町は、人口2万5000.明治の時代から和紙の生産地としての長い歴史があり、「紙の町」として知られています。
この町で紙産業に関係する町民は1000人、手すき和紙職人は11人です。中でも去年の秋、手すき和紙職人として人間国宝に認定された、浜田幸雄さんは、薄さ0.03ミリ、「カゲローの羽根」といわれる「土佐典具紙」の唯一人の手すき和紙技術を持つ人として知られています。
この浜田さんをとりまく人々の姿を追いながら土佐和紙の産地として知られる伊野町を紹介します。