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2002年8月26日 (月)

福岡黒板物語

RKB毎日放送 ラジオ局ラジオ制作部 服部 義夫

黒板は、最も古くからある教育メディアのひとつです。
また、多くの授業は、黒板を通して行われています。 
誰もが、その存在は知っていても、その黒板がどのようにできてくるのか、意外に知られていません。

そこで、今、夏休みを前に、かき入れ時をむかえている、国産黒板の発祥の地、“福岡”で、会社としては一番古い福岡黒板(1907年、明治40年創業)という会社の工場を取材し、
“なぜ福岡が国産黒板の発祥の地なのか”
“黒板が出来あがる様子”
“機械化が進む中で、いまだ手作業でしかできない職人の技”を探ります。

“黒板”という響きの中にある郷愁を感じてもらえたらと思います。

こぼれ話しとしては、
黒板が福岡で生まれたことを福岡の人のほとんどが知らないこと。

さらに、少子化や環境問題、リサイクルなど、課題を抱える中で、この福岡黒板では、磁石を使った黒板を考え出し、福岡発の学校黒板が全国でじわりと売れていること。

注射器を持つ指先の力の加減で、その太さが変わるのにはビックリしました。

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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