« つくり手からつかい手へ「とべりて」のぬくもりを | メイン | 津軽の雪とずぐり回し »

2024年2月15日 (木)

出雲国のたたら製鉄

2024年2月19日~2024年2月25日放送 
山陰放送 コンテンツ制作部 木野村尚子

【番組概要】
日本古来の製鉄技術「たたら製鉄」を日本で唯一継承している島根県奥出雲町の「日刀保たたら」で火入れ式があり、この冬の操業が始まりました。「たたら製鉄」とは砂鉄と木炭を3日3晩、砂鉄と木炭を燃焼し続け、日本刀の原料となる「玉鋼」が生み出す昔ながらの鉄づくりです。
良質な砂鉄と木炭を得る森林に恵まれた島根県東部・出雲地方は鉄の一大産地として栄えました。
伝統を受け継ぐ音を、地元刀匠の思いも交え、紹介します。

【制作意図】
日本刀の原料となる玉鋼を作り出す「たたら製鉄」。村下(むらげ)と呼ばれる操業の技術責任者のもと、3日3晩、不眠不休で操業を続け、生み出されます。やり直しがきかない緊張感と、古来から今に伝わる音を通して、長い歴史に思いをはせてもらえれば、と思います。

【制作後記】
たたら製鉄の炎が今につたわる奥出雲町では、たたら製鉄は良質な鉄を生み出すだけでなく、原料の砂鉄を採取した跡地は棚田に再生され、ブランド米「仁多米」が生産されています。鉄の一大産地として栄えた出雲地方は、自然と共存しながら、地域文化を育んできました。このたたら製鉄が育んだ出雲地方の歴史や風土は「出雲国たたら風土記~鉄づくり千年が生んだ物語~」として日本遺産に認定されています。たたら文化が残る出雲地域にぜひお出かけください。

 

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/563083/34268202

出雲国のたたら製鉄を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

ブログ powered by TypePad