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2022年11月 8日 (火)

きてみさいや 迫力満点 「宇和島闘牛」

2022年10月17日~2022年10月23日放送 
南海放送 メディア編成局メディアセンター 百合田彩

【番組概要】
愛媛県の西南部にある宇和島市には「宇和島闘牛」という伝統行事があります。2頭の牛が角を突き合わせて戦う「闘牛」は全国6県9つの地域で開催されていますが、四国では唯一の開催地。正月やお盆といった人が集まりやすい時期に大会は開催され、相撲と同じように番付された牛たちが熱き戦いを繰り広げます。しかし、大会に出場する闘牛、牛主はピーク時の5分の1に減っています。後継者不足に悩む中、宇和島の観光の目玉として地域を盛り上げようと活動しているのは、宇和島市営闘牛場のスタッフで、大会の実況を務める、坂本健二さん。「牛が戦う姿を闘牛場に来て、体感して欲しい」と語る坂本さん・・・その魅力とは。8月に開催された、お盆場所の模様をお届けします。

【制作意図】
「宇和島市民の80%が宇和島闘牛は知っていても、大会を見たことがないんじゃないですか。」
坂本さんの言葉にドキッとしました。私は高校を卒業するまで宇和島市で過ごしましたが、宇和島闘牛を見たのは去年が初めてでした。1tを超える牛の迫力、勢子(せこ)と呼ばれる人が牛と一緒になって戦う光景に感動し、虜になりました。大会の模様は生配信されたり、YouTubeにUPされたりしていますが、坂本さんは「生で見ること」にこだわっています。その理由は、今は私も理解できます。
番組を通じて、一人でも多くの観客やファンが増えたらと願っています。

【制作後記】
牛はこれまでの取り組みを覚えている為、同じ相手ともう一度戦うことはありません。なので、闘牛場では「一度きりの本気の勝負」が繰り広げられています。土俵では力強く、激しい戦いを見せる牛たちですが、試合を終えると落ち着いていて、毛並みも綺麗で可愛らしいんです。そのGAPも感じて欲しいです。次回の場所は10月23日です。(全国闘牛サミット in宇和島 記念闘牛大会という名称)気になった方は、是非、宇和島に‟きてみさいや!”

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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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