-60℃の世界~焼津のCold Space Creator
2018年1月8日~2018年1月14日放送
静岡放送 ラジオ局編成制作部 鈴木保
【番組概要】
日本で有数の冷凍マグロ・冷凍ガツオの水揚げを誇る静岡県焼津市の焼津漁港。私たちが普段、何気なく食べている魚の味、品質の裏側には過酷な環境で作業する人たちがいました。焼津のとある水産加工会社では-60℃の冷蔵庫で働く作業員の方を「Cold space creato」と呼んでいます。「Cold spac eace creator」とはどんな仕事なのか、普段は見られない裏側の仕事を紹介します。
【制作意図】
焼津は魚で有名な街です。漁港やさかなセンターの認知度も高いのですが、この寒い季節に極寒の世界で働く人がいることはなかなか知られていません。私たちが何気なく食べている魚が過酷な作業の上に成り立っていることを伝えたいと思いました。また漁港の雰囲気や冷蔵庫の迫力ある音も体感してもらいたいです。
【制作後記】
今回、はじめて漁港のセリの様子や-60℃の冷蔵庫の中を見させてもらいました。-60℃の世界は、鼻の中やまつ毛まで凍ってしまうなど想像以上の寒さでした。この過酷な環境で毎日何時間も作業されている方たちのおかげで新鮮で美味しい魚が食べられていることを痛感しました。過酷な環境ですが若い「Cold space creator」も増えてきています。大変な仕事であることもそうですが、若手の社員が先輩社員のお、想いを受け継いで頑張っている様子なども伝わればと思います。
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