詩吟王国いばらき~詩吟今昔物語~
2016年10月10日~2015年10月16日放送
茨城放送 編成局編成制作部 鴨川貴史
【番組概要】
詩吟王国といわれる茨城。その茨城では、昭和の時代、詩吟を吟じるという行為が、現在のカラオケのようにとても身近にありました。今回、インタビューに答えて頂いた長岡鳳晃先生は、7歳ごろから詩吟を始め、詩吟黄金時代と言われた昭和40年代を支えた一人です。そのキャリアは、70年におよび、現在は、吟道鳳晃流の宗家を継いでいらっしゃいます。そこで、今回は、時代と共に詩吟がどのように変化したのか。高齢化が進む詩吟界の今後についても伺いました。
【制作意図】
詩吟特有の節回し、発声、歌い方など最近では、あまり日常では聴くことが出来なくなった一流の詩吟を聴いてもらうことにより、江戸時代から続く伝統文化を次代に継承することが出来ればと思い、企画しました。
【制作後記】
今回、あえて伴奏なしで歌っていただいた詩吟は、とても心に響くものがありました。高齢化が進み、若い人たちの参加が減っているという詩吟界ですが、この素晴らしい名詩、名句をこれからも伝えていければと思いました。※茨城放送では、48年続く詩吟の番組「吟詠百選」を放送中です。最近では、radikoの普及で全国の詩吟愛好家がリスナーとして増えています。
コメント