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2014年5月20日 (火)

からくり山車と人形芝居

2014年5月19日~2014年5月25日放送
茨城放送  業務局営業部 鹿原徳夫

【番組概要】
茨城県北部の工都、日立市に江戸時代中期から伝わる「日立風流物」。かつては不定期に神社の祭礼で奉納されていたが、現在は年に一度、「日立さくら祭り」の会場で披露されている。
巨大な山車の上で、おはやしの音とともに人形たちが繰り広げる芝居について関係者の声と合わせて紹介します。

【制作意図】
ユネスコの文化遺産にも登録されている貴重な郷土の宝を音の形で残そうと取材しました。山車の上で人形たちが細かく動く姿は、さすがに音だけで表現できませんが、むしろ逆に想像を掻き立て、壮大かつ繊細な「日立風流物」に興味を持てると考え制作しました。

【制作後記】
はじめて「日立風流物」を見たのは20数年前でした。人形たちが器用に、背中から矢を取り出し、弓につがい、空に向けて射る。その一連の動作は見ていて感動的であり、ぜひ多くの方に見て頂きたいと感じました。同時にこうした文化があったから、大メーカーを生み出す町になったとも思いました。

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半世紀以上の歴史を持つ録音構成番組。全国の放送局がその土地ならではの風俗をそこでしか聞くことのできない音とともに紹介します。

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